古都台南がいかに5日間で6億NT$を稼ぎ出したか?

古都台南に4日間で世界中から85万人もの観光客が押し寄せ、6億NT$もの観光収入をもたらしたイベントはどのようなものなのだろうか。デング熱、2016年南台湾大地震、中国大陸客の減少などの苦境を経て、今回のイベントが台南の観光業にもたらしたものは一時しのぎの劇薬か、はたまた解毒剤か。

 

優美な奇美博物館。11月3日に世界中から来たポケモントレーナーたちは、うつむいてポケモンを捕まえながら公園を歩いては「出た!ジーランス!」「あっ、色違い!」と叫んでいた。

スマホの画面に飛び出しためずらしいポケモンは、普段は出会うことのできないポケモン台南市中でたっぷり捕獲できるためトレーナたちは大興奮だ。

 

11月1日~5日、台南市政府と<<PokemonGO>>Niantic社共催の「PokemonGO Safai Zone in Tainan」イベントのメイン会場は奇美博物館。そして台南全域の30カ所に散らばる観光名所(安平古堡、柳営区徳元埤オランダ村、七股塩山等)では色違いのイーブイも出現した。

 

ニュージーランド限定のジーランスや色違いカイロスチルット等が出現するなど、ポケモンGOが台湾で配信が開始されて以来の初めての大チャンスとあって、1か月前にイベントが発表されてから台南の宿泊施設は一瞬で満室となり、高鐵の早得切符もあっという間に売り切れとなった。

 

もともと、台南市政府は5日間のイベントで20万人が台南を訪れると控え目に予測していたが、イベント4日目(11/4)で85万人を突破。想定していた観光収入も1人あたり1500NT$想定で、総額が3億NT$から6NT$へと激増した。

 

イベントへは、日本、香港、シンガポールポーランドアメリカ、ドイツ、スイス、オランダ、ニュージーランドなど多くの国々からめずらしいポケモンのために我先にと訪れた。

 

「宿泊業者は、“局長ありがとう。満室でお客さんに怒鳴られた経験なんて、久しくなかったよ”と話していた。」宿泊業者はもともと台南市がこのようなイベントを行ってもホテルは満室にならないだろうと懐疑的だったが、ふたを開ければこんなにもすごい効果があるとは思いもよらなかったようだ、と台南市政府観光旅遊局の王時思局長は晴れやかに語った。

 

ホテル業界だけではない。台南周辺の店舗やイベント会場内で販売を行った業者も大いに潤った。ドリンクを販売していたある業者は今回のイベントで、売り上げが20~30%UPしたと述べた。

 

記者が奇美博物館を歩いたとき、多くの外国から来たトレーナーがいた。日本在住8年のアメリカ国政のLina Orta、Roland Orta夫妻はポケモンの大ファン。台湾でイベントがあると聞きすぐにホテルと飛行機のチケットを押さえたという。

「初めて台湾に来たの!」Orta夫妻はポケモンのために台湾を訪れたが、同じ様な観光客が台南の観光収入を大きくUPさせただけではなく、高雄、嘉義などの周辺都市にも恩恵をもたらした。

 

香港から来た鄭さんは2人の仲間と訪れた。高雄アリーナ近くに滞在し、イベント終了後は高雄周辺を観光、食事も楽しむ予定だ。

東京からやってきたナオヤは母親とともに休日の2日を利用し、高雄で滞在している。シンガポールからやってきた9人のグループも高雄泊。台南でのこのイベントで、周辺地域にもビジネスチャンスをももたらしている。

 

また、旅行業者は「弾丸ツアー」「1泊2日、5つ星ホテル宿泊」などの特別プランを打ち出したが、特に後者に人気が集まり、1000以上もの予約は、発売した1週間後には完売となった。「イベント前の数日間にも、100を超える空きの問い合わせがあった」

雄獅グループ宝獅旅行者の総経理黄信川によると、同僚がポケモンGOをやっていて、Lineグループにも多くの熱心なトレーナーがいる。このようなファンの反応を見ていたので、台南でポケモンのイベントがあるというニュースが出た途端、同僚はすばやく行動し、すぐに関連特別ツアーの案を出してきていた。

 

ポケモンというスマホゲームは、一昨年台湾に配信が開始されてから、今でもこれほど吸引力があるとは想像していなかった。今年2月の元宵節に、嘉義県政府もNianticと合同で嘉義ランタンフェスのイベントを行った。1週間で50万人が嘉義を訪れランタンフェスに花を添えた。

 

しかし、台南は2015年にはデング熱、2016年には南台湾大地震、そして大陸旅行客の激減などの苦境のため観光エネルギーは萎縮し、市議員が疑問の声を上げるまでになっている。台南の今年2月の春節の観光客延べ人数は昨年の年越しをしなかった観光客よりさらに少なかった。奇美博物館がオープンした際、かつてはトップの観光名所だったが、2017年の入荷者数は40万人に落ち込んでしまっていた。また、台南市の主要観光リゾート拠点の観光客ののべ総数も、2017年8月には153万人だったのが、今年の8月には137万人のみとなっていた。

 

台南観光局が祭りや料理観光などの観光戦略に知恵を絞っているなか、ゲームのための観光もよい方向ではないかと考えたていた。Niantic傘下のバーチャルリアルティゲームIngressが多くのプレーヤーに人気を博していたため、市政府は協力を求める前、「ポータル」「レジスタンス」等とは何か、「ゲームはどのようにして現実と結びつけるのか」「どのようにして観光との相乗効果を出すのか」などのゲームの神髄をまず長官に理解してもらった。

 

結果、台南市Ingress共同開催の2日間のイベントには7,000名以上のプレーヤーが訪れ、そのうちの500名が外国から来て台南中を歩き回るのを目にし、「初めてスマホゲームのパワーを知った」。王時思局長によると、このイベントが市政府の大きな後押しとなり、<<ポケモンGO>>が配信されてすぐに、市政府はNianticと連絡を取り、再度イベントを行いたいと希望した。

 

ポケモンGOはプレーヤがIngressよりも多く、範囲もひろい。Niantic社もアメリカ、日本、ドイツ等で大規模なポケモンGOのイベントを開催したことがあったが、市内全域を範囲としてイベントを行ったのはドイツのドルトムントのみだった。日本などの地域は一部の場所で、加えてイベント参加券の入手が必要だった。台南がイベント開催を決定したとき、市内全域を活動範囲としてこそ、都市全体のPRを行うことができるので市全域での開催を希望としていたが、Niantic社は難色を示し交渉は困難を極めていた。

 

というのもNianticはブランドイメージや知的財産権を重視しており、市政府が対外的に発表する動画や写真、新聞記事はNiantic社の確認が必要である。Niantic社はまたゲームのクオリティにもこだわっているため、ネット回線のスムーズさや交通、会場、収容人数などについての詳細な計画と問題解決策の提出を求められた。そして市政府も最高の結果を出すと約束した。

 

そのため、市政府は台鐵や高鐵に臨時便を要請するだけではなく、すべての通信事業者と綿密な打ち合わせを重ね、ようやくNiantic社からのOKを得、イベント開催が実現した。交通、電信、人員、行政活動等の費用として合計360万NT$を費やしている。

 

「台湾のネットカバー率はとてもいいけど、ネットの快適さは一番重要」Nianticアジア太平洋地区コミュニティマネージャーの梁暁彤は断言する。双方がイベントをよりよいものにしようとこだわったからこそ、このイベントは問題もなく順調に終えることができた。ドイツや日本ではネット回線が重く、長時間にわたって問題が解決しないということがあったが、今回の台南では、「11/3現在、耳にした回線に関する問題はごくごく一部で、それも10分くらいのみだった」今回のネット回線についてはおおむね満足のようだった。

 

市政府はNiantic社に「イベントをやりとげる」ことを説得しただけではなく、奇美博物館の了解を取る必要もあった。奇美は当初、20万人もの人がおしよせると聞き、芝生が荒らされ、会場は破壊されるのではと非常に危惧していたため、交渉は難航していた。結局、市政府が環境保全のための人員を増やすこと、ごみ箱の設置することなど諸々の解決案を出すことで、奇美の不安を取り除こうとした。

「当初から台南市政府のイベント開催に対する情熱が非常に強く感じられ、心配事も解消してくれるだろうと思った。面積も広く、駐車場も多数あり、近くに鉄道の駅もある奇美は、とてもよい会場だと思った。古い情緒ある街並みも一目で気に入ったし、すべての部分の準備は我々が予想していた以上のものだった」Niantic社の梁暁彤マネージャーは称賛した。

 

興味深いことに、Niantic社がジーランスを選んだ理由は、台南は港町のため。また「海」ポケモンに特にしぼって、ヒンバスラブカスの出現率も増やした。

 

双方はイベント期間中、安全に行われるようにお互いに協力しあった。例を挙げると、人があふれている場所があれば、市政府を経て現場に報告され、Niantic社のエンジニアがその場所の出現ポケモンの量を減らすなどして人の流れをよくし、ゲームの安全を確保していた。

 

台南でのゲーム設計はさらに綿密に計画された。嘉義ランタンフェスと今回のイベントともに参加したトレーナーによると、嘉義の時は大量に珍しいポケモンが大量に何匹も出たので、一時間ほどで現地を離れられたが、今回はもっと多くの種類の色違いポケモンも出て出現率もまぁまぁだったので、まる一日あれば十分捕まえることができた。

 

最後に、ポケモンイベントは短期の効果かそれとも台南の観光にとって今後も助けとなるのか?奇美博物館の傍にある、台糖十鼓文創花現虎楽活市集にて茶タマゴ、冷たいお茶などを売っている曹さんは、「一時的な効果だけだろう。飲食業についていた時、中国大陸の旅行客がくればすぐ業績は2倍、3倍となるパワーはあったけど、今回のイベントは大陸旅行客の代わりにはならないし」と話した。

 

しかし、王時思曲直は説明した。台南は自由旅行者がメインで全旅行者の85%以上を占めているので、大陸からの旅行者は主力ではない。そのため大陸旅行客が来なくなったことの影響はそれほど明確ではない。ポケモンイベントは3つの効果がある。短期的にみれば、今回の活動は毎日16:30に終了するので、トレーナーは台南の各地の観光名所を巡ることができる。これが一つ。2つ目として、市政府はレストラン、文化創意産業、土産物等111社と協力し、アプリを見せれば優待が受けられた。3つ目は30カ所の観光スポットが台南全域に分布しており、人を分散させることができただけではなく、外国からの旅行者に順番にいろいろな場所へ遊びに行ってもらうことができ、観光名所を訪れる人が大きく増えるチャンスとなった。

 

黄信川も以下のように述べた。今回のイベントはよいアイデアだった。計画が斬新だったし、効果もある。もともとある土地と資源を用い、現地の人たちにも利益がある、永続的に観光を行うことができる方法だ。

 

長い目で見れば、「台南はずっとこう言っていた。“10万人の人が10回来てほしい、100万人の人が1回だけはいらない”」王時思によると、今回のイベントを機に、今回台湾を訪れた外国人が台南に対し良いイメージを持ち、多くの世界中の友人に台南へ旅行するよう進めてほしい。しかし都市の主役はやはり市民である。過度に大型イベントに頼りすぎてしまうと、この都市はたちまち消費され、特色のないものになってしまう。そのため台南はやはり「文化首都」の役割を貫いてほしい。

文化古都は今回の活動によって新しい局面へと踏み出すのか。期待して見守ろう。

【台南ポケモン】ポケモンが台南に!奇美博物館メイン会場を詳しく紹介するよ~台南を熱く遊ぶ

decing.tw

※上記サイトの翻訳です。

 

↓↓↓

pokemonブームがまたやってきた!

11/1-11/5の5日間にわたって奇美博物館をメインに、台南市が最もポケモンGOで盛り上がります。毎日10:30~16:30まで、トレーナー垂涎のめずらしいポケモン、色違いのポケモンが台南地域に現れます。
このポケモンGOの熱を受け、実際に台南の奇美博物館へ行ってきました。
イベント当日のポイントやピカチュウ紙帽を配布する場所などを整理したので、参考にしてくださいね。

南奇美博物館の案内

 

毎日11:30、14:00にメイン会場でピカチュウの紙製防止を配布。毎日2万枚、各回各場所1200枚でなくなり次第終了。
以下が配布地点なので、地図を頼りに行って受け取ってくださいね。

阿波羅温泉広場を起点に説明しましょう。
阿波羅メイン広場の右手には当日博物館の野外チケット売り場が設置されます。ここでもピカチュウの帽子が無料で配布されます。
配布ポイントは7つ。ここが1つめ!

 

<ピカチュウ紙帽子配布地点>

阿波羅温泉から左手の道は、カバを中間地点とした線上に3か所のピカチュウ紙帽子の配布地点があります。

 

<ピカチュウ紙帽子配布地点>

 

<ピカチュウ紙帽子配布地点>

 

都会公園横の管理センターにはピカチュウ紙帽子配布地点であり、救護ステーション、赤、青、黄3チームのリーダーの立て看板、緊急対応センター、トレーナー休憩センターでもあります。

 

<救護ステーション、赤、青、黄3チームのリーダーの立て看板、緊急対応センター、トレーナー休憩センター>

 

 

センター内にはT-BIKEレンタル、そして子供用自転車の無料レンタルサービスがあります。そばには自動販売機があります。

 

 

 

 

奇美博物館前の広場では毎日3回、ピカチュウイーブイのグリーティングと1回行進パフォーマンスがあり、ピカチュウイーブイのかわいい姿を間近で見ることができます。

 

毎日11:00 ピカチュウイーブイのグリーティング(30分)

毎日13:00 ピカチュウイーブイの行進パフォーマンス(10分)

毎日14:30 ピカチュウイーブイのグリーティング(30分)

毎日16:00 ピカチュウイーブイのグリーティング(30分)

 

 

<リアルポケストップ

 

 

<イベントメイン舞台>

<救護ステーション、臨時ショップ、警察局帰仁支所、ピカチュウ紙帽配布所>

 

活動期間にはスマホの<<ポケモンGO>>のアプリを提示すれば、奇美美術館のチケットが150元という優待が受けられます。

 

奇美博物館の1階ロビーは無料で入ることができます。このエリアにはロッカー、ロッカーのそばの記念品センターにはポケモン関連商品が販売されています。

 

 

 

 

記念品センターにはカフェもあるので、疲れたらコーヒーブレイクしてからまたポケモンを捕まえに行きましょう。

 

奇美博物館横の噴水にもピカチュウ紙帽の配布場所があります。

 

ピカチュウ紙帽子配布地点>

 

噴水の後方はグルメ歩道。この一区画は常設の店舗があり、覚えているところでは黒橋印ソーセージ、一番奥にはセブンイレブンセブンイレブンの後ろにもピカチュウ帽子配布所があります。

 

<グルメ歩道>

 

ピカチュウ帽子配布場所>

 

セブンイレブンの後方の通りはグルメエリアになります。おなかがすいたらここで食事をしよましょう。

 

<グルメエリア>

 

台南奇美博物館がメイン会場ですが、そのほか台南全域に合わせて30カ所のポケモンがゲットできるスポットがあります。台南の各観光地にありあすので、興味があったらリンクから見てね。

 

http://safarizoneintainan.com.tw/mission.html

(リンク先は未翻訳)

 

大台南区

a.メイン会場で出るポケモンにあえるかも。

b.タマゴからのサプライズ。

c.台南市30カ所の観光スポットからほかに思いもよらないポケモンが出るかも。

 

メイン会場への主な5つの交通

1)台鐵で:台鐵台南駅、台鐵沙崙駅(高鐵台南駅)等の駅から区間車で保安駅へ。下車後徒歩10分ほどで会場へ。

2)高鐵で:高鐵で台南駅到着後、2階の改札より直接台鐵沙崙駅へ行き、区間車で保安駅へ。下車後徒歩10分ほどで到着。または3号出口から武當路を右に曲がり、無料のシャトルバスで会場へ。

3)バスで:高鐵シャトルバス、府城客運5号バス、興南客運紅3、紅3-1、紅4バス、高雄客運239及び高南雙城快線。

4)駐車+シャトルバスで:イベント中は、台南都会公園付近の台糖SugarMall嘉年華購物中心と駐車スペースが多めの高鐵台南駅の2カ所から無料のシャトルバスがあり、2カ所を起点に台南都会公園メイン会場を往復します。

5)無料シャトルバス運行時間

(一)藍線:高鐵台南駅→台南都会公園(台1線P1駐車場)9:30~15:30、台南都会公園から高鐵台南駅へむかう最終時間は17:30.

(二)紅線:台糖Sugar Mall→台南都会公園(文華路二段)9:30~15:30、台南都会公園から台糖SugarMallへむかう

最終時間は17:30.

(三)注:基本15分~20分に1本、満員で発車。実際の状況により柔軟に対応。

台南都会公園から2カ所の地点へ向かうバスの最終時間はともに17:30ですので注意。

 



 

ポケモンGO 奇美台南イベント 6つのポイント(老王TV)

www.youtube.com

POKEMON GO

奇美台南場活動6項必須知道事

字幕部分のみです。きっちりではないですが、訳しますので参考に!

 

↓↓↓

ポケモンGO

奇美台南イベント

6つのポイント

 

(0:15頃~)

今日は台南の保安駅に来ました。

 保安駅はポケモンGO台南イベント会場に一番便利な駅です。

 

(0:26頃~)

駅を出たら後方にまっすぐ行きます。

それからこっちの方向がポケモンGOの会場、

奇美博物館の方向です。

 

(0:35頃~)

ここでは実際「永保安康」の切符を買えます。

(訳者注:「永康駅から保安駅」の切符で、「ずっと安らかで健康でいられますように」という縁起のいい意味のになる。お土産に人気らしい)。

ここからまっすぐ歩いていきます。

 

(0:47~)

保安駅

出てからあちらに歩くと会場です。

 

(0:55~)

あっちから歩いて、大体10~15分で着きます。

無茶苦茶遠いということはないので、歩いて向かいます。

 

(1:13~)

12種類のかわいいポケモンガチャガチャ。

これはハロウィン限定のもの、表からは見えないけど、いいですね。

 

(1:47)

セブンイレブンはこちら。

イベントの時にはセブンイレブンではこの12台のガチャガチャをアピールしそう。

公園でここだけで、中にはありません。

 

(2:08~)

4奇美チケット窓口2

 ここは奇美の噴水と池です。

美しいところで、ベンチもあります。

 

(2:38~)

1イベントサービスカウンター

イベントの時には会場にニュージーランド限定のポケモンが出ます。

 ジーランスは、台南では普段見つけることができません

 さらに色違いのポケモン

カイロスチルットの色違いが出ます。 

 

台南市全域でアンノーンも。

未捕獲のアンノーンがあったらここに来て捕まえよう。

  

この場所以外に台南市で30カ所の特別な観光スポットが。

 (30カ所のスポット名称)

 

 探検できますね。 

 どうしても30カ所のスポットを回りたいなら ある程度時間はかかります。

 広い台南市全体にわたって30カ所があるし、それぞれが離れている。

安平古堡だったり、成功大学だったり。

 

もし回るならバスかタクシーで。

おすすめはタクシーかレンタルバイク。

それなら30カ所を回れるでしょう。

 

(4:33~)

まとめですが、会場は非常に広いです。

 給水所や休憩する場所はたくさんあります。

 

ただ、参加するときには時間に注意。

めずらしいポケモンが出るのは10:30~16:30。

遅くなってしまったら、めずらしいポケモンは捕まえられません。

 イベントは11/1~11/5の五日間。

 

私は11/3に参加、11/4には劉沛さんも来るので、にぎやかになるでしょう。

 

みんな来てね!

動画はここまで。では11/3に会いましょう!

 

保安駅から来るときは絶対にバスには乗らないように!バスは(公園に)入ってこられないので!!

 

(バスがイベント中に止まらない駅がある旨の案内)

【トレーナーにより争奪戦】台南ポケモンイベント 5つ星ホテル予約困難に

【寶粉搶翻】台南寶可夢盛事 五星飯店一房難求

https://tw.finance.appledaily.com/realtime/20181028/1455633

2018/10/28 17:54 アップルデイリー

 ポケモンの台南イベントが告知されてから5つ星ホテルの予約合戦が始まり、シルクスプレイス台南(台南晶英酒店)、ロイヤル ザ プレイス タイナン(台南老爺行旅)、の香格里拉台南遠東国際大飯店(シャングリラ ファー イースタン プラザ ホテル 台南)、台南大億ランディスホテル(台南大億麗緻酒店)では週末の予約が困難となっている。

シルクプレイス台南によると、イベント発表すぐに問い合わせが続き、イベント期間5日間のうち11/2~/11/4は満室で、価格の高いスイートルームさえもすぐに埋まったとのこと。 

1日~5日は木曜から月曜で土日のみの休日にもかかわらず、シルクプレイス台南は9割近く埋まっており、週末はキャンセル待ちの問い合わせが途切れない状態。

シャングリラは週末満室で他の曜日も8割以上の予約率。

ロイヤルプレイス台南は「ポケモンゲット2泊3日特別プラン」で風格ルーム2人部屋を3人目無料、限定優待価格で発売。またトレーナーにレストランの優待を実施予定で、ゲーム画面を提示するだけで、ホテル内のレストランで優待が受けられる。

 

ロイヤルプレイスの主管によると、ポケモンのイベント告知後、明らかに予約が増加。ホテルもイベントに協賛した飲食優待を発表すると、再び増加。現在週末は部屋もレストランも満室・満席、5日間の予約率も約80%となっている。

 

今回のイベントは連休というわけではないのに、各ホテルの予約率が高いというのは非常にまれだという。シルクプレイスによると同様の予約状況になったのは4月の清明節の連休時。その時は5連休だった。

 

ロイヤルプレイスの主管によると、4月清明節の連休でホテルの需要は増加したが、5連休だった。そのために予約は5日間に分散されていたが、今回のイベントは会期こそ5日間だが休日は週末3,4日のみのため、予約のピークが土日の2日間に集中した。

 

他の多くのホテルも予約のピークは2日から4日。特に3日は土曜日のため、いち早く満室になっている。5つ星ホテルではすでに満室となっているが、Booking.com等の主要ホテル予約サイトでは、3日は98%以上の部屋がすでに予約済みとなっている。

 

シルクプレイスによると、今年の国内観光は中国大陸からの旅行客が減少した影響で厳しい状況であったが、台南のみを見てみれば、旅行客は安定しており、主要シーズンのホテルの予約状況は一定の水準を保っており、週末は大体80%前後となっている。

 

今年の年末は連休となるため、年末に近づくにつれホテル業界も予約が増えている感触を持っており、また予約のピークが来るとみている。

 

ポケモンが台南の5つ星ホテルの予約を押し上げたことについて、ネットユーザーは「ポケモンのお客様は大陸のお客様より役立ってくれる」と話す。

しかし、別のネットユーザーは異なった感想を持つ。「台南はもうよそから来た人たちで荒らされてしまった。B級グルメも値段が跳ね上がって、味は落ち、道も無茶苦茶になっている。」そしてこう述べた。「お願いだからもう荒らさないでほしい」。

話題の希少ポケモンが11/1~11/5に台南についに登場する(大成報 (2018-10-26 04:03))

話題の希少ポケモンが11/1~11/5に台南についに登場する

https://news.sina.com.tw/article/20181026/28604490.html

 

大成報(2018-10-26 04:03)より

 

世界中でブームのゲーム、ポケモンGOが11/1~11/5の毎日10:30~16:30、トレーナーが熱望している希少ポケモンや色違いポケモンを台南全域で出現させる。

 

市長はトレーナー達がたっぷりの収穫で帰途につけるよう祈念し、歓迎するとともに、台南中を散策する際には安全に注意し、くれぐれも交通ルールを守ってほしいと述べた。挨拶のなかで、市はポケモン会社と奇美博物館と共同で「ポケモンを捕まえ、宝物を探そう」という一大イベントを行うことによって国内外のトレーナーを台南に引きつけている。訪れるトレーナーは5日間で20万人に達するとみられ、台南のホテルが満室となっているだけではなく、近隣の高雄のホテルも予約が好調となっていると述べた。

 イベント開催に向け、奇美博物館は快適な時間を過ごせてもらえるように、台南市も台南にちなんだグルメエリアやシャトルバスなどを手配することによって参加者の輸送のサポートをおこなうなど、準備を整えている。また、トレーナーに対しても交通安全には十分気を付けてほしいとのこと。台南市民も各地のトレーナーたちが台南のグルメと文化を体感することを心から歓迎してくれるだろうと話した。

市長は、台南はちょうど11月の1か月間に「台南ショッピング月間」を開催しており、台南の1,800件あまりの店で200NT$以上の買い物をするだけで、インターネットに登録・くじを引くチャンスを得ることができる。最高賞は輸入車2台なので、皆さんもこの町の素晴らしさを体験し、一緒に協力して盛り上げてほしいと述べた。

 このイベントでは台湾を表す「TAINANZONE」のアンノーン、普段台湾ではあらわれない「ジーランス」、特別なタマゴがメイン会場以外の台南市全域のポケストップから出る予定。さらに台南市の30カ所の観光名所や地域でも、思いがけないポケモンがまとまって出現するかもとのこと。

 10/25午前に奇美博物館で記者会見が行われ、台南市長、観旅局局長、ゲームのナイアンテック社アジア太平洋地区マネージャー、奇美博物館副館長らが宣伝活動を開始した。主催者によると《Pokémon GO Safari Zone in Tainan》に関する詳細については以下のサイトを参考してほしいとのこと。台南旅游ネットhttps://www.twtainan.net

『涙!町中が赤いジム、花吹雪、トレーナー仲間が「おばさん」を見送る』

催淚!全鎮紅塔櫻花雨 寶友鼻酸送「阿姨」 | 蘋果日報

アップルデイリー 2018.10.14の記事

 

『涙!町中が赤いジム、花吹雪、トレーナー仲間が「おばさん」を見送る』

 

「おばさん、見て!町中桜が満開だね」台南市佳里区の70代の女性ポケモントレーナーが癌で亡くなった。ポケモン仲間たちは多くのグループと協力し、500名以上が告別式の行われた週末に3時間の「桜吹雪」を降らせて故人を偲んだ。地域の100以上のポケストップからは花が散り、30以上ものジムが「赤色」に変わった。顔を知らない人たちがチームを問わず現地へ向かった。その時間が訪れ、町中は「一面の赤」となり、人々の涙を誘った。参加した人たちは「向こうの世界」の女性がこの光景を見て喜んで欲しいとただ願っていた。

 

この女性は台南市佳里区に住む、「芳芳おばさん」(79歳・本名「陳碧鳳」)。トレーナー名「FengFeng128」からポケモン仲間にそう呼ばれていた。2016年8月にポケモンGOが配信されてすぐ夢中になった。一日じゅう電動バイクに乗り、スマホを両手に持ちあちこちでかけた。昨年11月にすい臓がんが見つかったが、苦しい化学療法を望まず、尊厳ある死を選んだ。残りの日々を、女性はすべてポケモンGOに捧げ、多くの若い友人と知り合った。7月31日にこの世を去るまで、ゲームが一番の精神的な支えとなった。

 

「町中に花吹雪」活動の発起人のひとり、宝友劉さん(38)。

「芳芳おばさんと知り合ったのは、佳里金唐殿でのジムバトルで。第一印象は年配のトレーナーだなぁと。2台スマホを持っているのにゲージ技の出し方をわからないみたいだった。2日連続おばさんと一緒になった時に、ルギアやフリーザーの伝説ポケモンの捕獲を手伝ってから仲良くなった。」

「最近どう?順調?」劉さんは、それからもよく見かけて挨拶したり話したりした。でも突然1か月以上もゲームの中に、もおばさんの姿も見かけなくなった。しばらくしてやっと会ったとき、入院していたと知った。劉さんはその時こう励ました「おばさんは一番お姉さんなんだから、元気を出して。体に気を付けて。またいろいろ教えてくださいね」おばさんもうなずいていた。

しかし、願いも叶わず8月に入ったある日、劉さんがスクーターで女性の家の前を通りがかったとき、祭壇と写真を見て気づいた。「まさか、おばさんが!?」。やはりおばさんだと分かった後はショックで立ち直れなかった。後日家を訪ね、おばさんの孫に「おばさんはポケモンGOしているかな?」と尋ねると、まだ小さな子は無邪気に「ポケモンGOはおばあちゃんのすべてだからね!」と答えたそうだ。

劉さんはこの訃報をライングループで仲間に知らせた。おばさんを知っている者たちは信じられなかった。一番初めにおばさんにゲージ技の出し方を教えたメンバーの悲しみあふれるメッセージは仲間の涙を誘った。みんなは他の方法がないかと考え、おばさんの家周辺のポケストップに追悼の花を散らしたいと考えた。のち佳里町全域に範囲を広げ、いつもは青いジムが多いところを、女性のチームの「赤色」変えようと計画した。「芳芳おばさん」の告別式は8/8に行われるので、8/11(土)に「町中を桜吹雪に」活動を行うことに決定した。現地や近隣の町の5~6のポケモンGOのLineグループ、500~600人の力を集め、当日の午前11時から午後2時までの3時間、100以上ものポケストップに花を散らせる。早めの時間から花びらが舞い始め、早めにジムを攻め予定の時間までに赤色になるようにした。顔も知らない者たちが、ただ一つの目標の為に、チームを分けず協力し、ゲームの世界において不思議なチームワークを発揮した。

 

そして時間となった。町全体で「花吹雪」が舞った。トレーナー仲間がおばさんの家の戸口から外を見たゲームのスクリーンショットを撮った。すべてが「赤い海」「赤いジム」…みんなで力を合わせ感動的な風景となった。ただ一言「おばさん、見て!町中の桜が満開だね」のためだけに…。

 

「向こうの世界にもポケモンがあったら、おばさんはまた遊んでいるかな?」「この花吹雪、おばさんは見てくれたかな?」発起人のひとり、劉さんはこのシンプルな想いだけで、グループと熱心に意見交換し、おばさんの家だけでなく、町中に花吹雪を散らしジムも真っ赤に染めた。ポケモンは迷惑駐車を誘発するというマイナスなイメージだけではなく、多くのプラスの側面も見せてくれるのだ。

 

「芳芳おばさん」の娘はこのことについて、感謝の気持ちでいっぱいだと話す。母親はガンになり長くないとわかってから、葬儀会社や棺桶をどこに置くか等事後の準備をすべて行った後、ようやくまたポケモンGOを再開したという。「こうしているとガンや死のことを忘れられるから」。

 

ポケモンはママにとって心の支え、元気の素だった」と娘は話す。母は自尊心がとても強かったが、死の恐怖や尊厳のない痛みが怖かったと思う。でもポケモンGOをすることによって忘れることができて、達成感もあった。このゲームにとても感謝していた。

 

おばさんの娘は「桜吹雪」の当日、おばさんの孫と2人で形見の2台のスマホを持ち、車で中山公園と砂糖工場へ向かった。花びらが散るポケストップごとに、記念にポケストップスクリーンショットを撮った。こんなに赤に染まった写真が撮れ、本当に目も「真っ赤」になった瞬間だったとのこと。ポケモン仲間たちも孫娘のFacebookに祝福のメッセージを寄せ、感動の輪が広がった。

 

トレーナー仲間 呉さん(29、製造業)は当時の状況について語った。活動の前日情報が流れてきて。赤チームだったので、当日会社が終わってからすぐに現地に向かってジムを落とし始めた。みんなが一心に攻め、すこしずつ赤色に染まっていくのを目にして、とても意義のあることだと感じた。おばさんは電動スクーターに乗ってそばでジム戦をしてるひと、という印象。まだ熱心にやっている人がおおいんだなと思った。

 

参加したトレーナー「超想兎」さん(38歳、自由業)はこのゲームはみんなとっても熱心で、とても思いやりがある。「芳芳おばさん」のことは知らなかったし、チームも違ったけど、「少しでも力になろう!」と思った。この活動はグループでもとても熱心に打ち合わせをしたし、みんなこの活動に参加したいと思った。もともと守っていたジムを譲って、この日は赤色に変えた。

 

発起人の一人、トレーナーは芳芳おばさんを偲ぶ文章の中で、この活動を完璧にまとめた。「桜吹雪はやがて止まる。ジムの色はやがて変わる。しかしこの日みんなが感じたことは、記憶の中に刻まれ、ずっとずっと忘れないだろう」顔も知らない人々が、ゲームのために知り合って縁を結び、ゲームのために集まってとても意義のあることを成し遂げた。

(突発センター曾佳俊/台南報導)

 

芳芳おばさんについて

本名:陳碧鳳

年齢:79

職業:専業主婦

学歴:曾文家商裁縫科卒業

ゲームアカウント:FengFeng128

ゲーム歴:2年あまり

特徴:帽子をかぶり、2台のスマホ持ち、黄色の電動バイクポケモン

プレースタイル:朝3、4時にジムを落としに行き、バスで何度も市郊外のポケモンの巣へも行く。ガンにかかり治療中でもポケモンの夢を見る。

情報源:トレーナー仲間、家族